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私の旅の始まりは日本百名城を訪問する事でした。 月並みな台詞かもしれませんが、お城と言えば滝廉太郎の「荒城の月」を思い出します。 それも曲の方ではなく歌詞の方なので、正確には土井晩翠の「荒城の月」と言うべきでしょうか。 訪れた城内を散策していますとこの歌詞の様に、歴史のロマンを感じずにはいられませんでした。 旅に出かけられる方には人其々の目的や楽しみ方があると思いますが、私は「旅情あふれる憩いの地」を求め流離う旅とあいなりました。  既述の通りお城を中心に旅を重ねていますが、勿論、日本百名城以外のお城や景観スポット等も旅をし、一つの旅が終われば順次更新をしています。 ここに御紹介する画像やアクセス・マップ、そして旅のスポット紹介が旅を計画される方の参考になれば幸いです。  
 今年の夏は、 とても暑かったですね。 今この文章を書いている今日は、 令和5年11月27日です。 例年であれば雪が降ってもおかしくないのですが、 特に今日は16度もありました。 勿論、 流石に安達太良山系の初冠雪はありましたが、 おかげで冬タイヤにまだ履き替えていません。 さて、前回に書きました通り、 「 狐の嫁入り 」なる町を紹介したいと思います。 場所は、 新潟県東蒲原郡阿賀町津川にあります。 例年では5月に催されていたようですが、 今年は新型コロナの影響なのか10月に開催されたようです。 正確には 「つがわ狐の嫁入り行列」と言う祭りです。 津川は福島県会津より49号線経由で新潟市方面に行く途中の、 山間の阿賀野川沿いにあります。 この日は町中の人々が、 顔に狐の化粧を施し和装姿で練り歩きます。 そしてその年に結婚されし選ばれた夫婦が狐化粧し婚礼衣装姿に身を変えて、 夕刻より町を流れる阿賀野川向う正面にそびえる麒麟山めがけて練り歩きます。   夕闇迫る頃、 この狐達の醸し出す情景は一見異様とも思える独特の世界へと誘います。 例えるのが難しいのですが、 着物姿と狐化粧が電気のなかった蝋燭や行燈を使用していた古の時代を連想させます。 この津川は昔、 会津藩の管轄だった所でもあり、 武家社会の会津の雰囲気も漂わせているようです。   私は今から30年頃前に仙台から新潟経由で大阪に向かっていたのですが、 丁度その時、 この 「狐の嫁入り 」に出くわしたのです。 何も知識がなかった当時、 いったい何が起こったのか分からず異次元の世界へとワープしたような錯覚に陥ったのを記憶しています。 先ほどの続きですが、 狐の嫁入りのクライマックスは阿賀野川を船で渡り、 麒麟山に向かいます。 光はやがて小さくなり、 そして消えゆくのです。 昔、 麒麟山には実際多くの狐が多く生息していたようで、 鳴き声や狐火の言伝えがありこの麒麟山に纏わる話も数多くあるようです。  この様に、 異次元のカオスの世界に入り込みたい方は必見です。 
令和5年 11月 27 日  更新(28ページまで)
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