猪苗代湖北部東岸に流れ込む長瀬川の支流で、天狗角取山(てんぐすもうとり山)を源とする「観音寺川」は桜の名所で知られています。観音寺川の小川の両岸には桜のトンネルと言っても過言ではない程のソメイヨシノが咲きます。風が吹けば、いつか見た映画のワンシーンのように桜の花びら舞う景色が心を懐かしくさせてくれます。
福島駅より西方に約7Km離れた所にある「浄楽園」です。総面積25千平方メートルの本格的な日本庭園です。入場は有料となります。赤松、五葉松、そして石を巧みに配置した庭園には、野鳥の鳴く声を聴きながら四季折々の草花を観賞しながら日本茶が頂ける茶屋もあります。
「鶴ヶ城」の北側「北出丸」より北に延びる「北出丸大通り」があります。街路樹には珍しく八重桜が植わっており、通りには造り酒屋の蔵等がある城下町らしい風情の通りになります。勿論、通りの南方を見ますと、真正面に「鶴ヶ城が」見え、静かに散策を楽しむ方にはもってこいの街並みです。
会津若松市にあります「会津若松城」です。別名を「鶴ヶ城」と言います。舞台は戊辰戦争に於いて20歳前の若き隊士「白虎隊」が、城下の町が燃える様を目にし、やがて城も落ちると覚悟をし鶴ヶ城から北東にある飯盛山に於いて自刃を決行した悲劇の地です。そして白虎隊は今もその飯盛山に眠っています。
二本松市の北方約5kmに位置する「山の入りダム」です。ダムによってできた堰止湖は通称「あだち湖」と呼ばれています。特に観光的な施設もなく、またスケールも大きくありません。主に灌漑用に造られたダムの様ですが、数少ない釣り人や穏やかな景観の気に入った私の様な散策好きな人達がやってきます。
2015年4月〜6月「福島ディストネーション・キャンペーン」が、「花」「食」「温泉」「復興」「おもてなし」の5つをメインテーマに開催されました。そして6月20日16:25東北本線の福島市方面より「二本松駅」の一つ手前の「安達駅」に向かうSL列車が力強く走り抜けていきました。
「四季の里」の一見UFOでも飛び立ちそうな「花の丘」花壇があり、春にはチューリップやパンジー、夏にはラベンダーやハイビスカス、秋には秋桜や萩などが見事に咲く庭園になります。冬にはイルミネーションが装飾され、特にクリスマスが近づくと、若い男女に人気の場所となります。
「四季の里」にはハーブ園とバラ園があり、季節折々の花を咲かせます。施設の工芸館には紹介済みの「ガラス工房」や「土湯こけしの工房」があり、また「四季のパンやさん」それに子供たちに人気の「わんぱく広場」や、園内に造られた人工の小川と池があります。広い園内はレンタル自転車で周遊のも可能です。
「四季の里」のより少し荒川河川敷まで足を延ばすと、林の中に早春の未だ冷たい光がきらめく小川が流れ、岸辺には名も知らない小さな花が咲き始め、やがて生まれ来る夏虫達の予感がします。この荒川流域には紹介済みの「あずま総合運動公園」がありますが、こちらも散策の楽しめる広大なエリアとなります。
「四季の里」にはビール園や日本蕎麦、夏にはアイスなどが食せる施設があり、広い敷地を散策した後の空腹感を満たします。施設の中には工芸館があり、ガラス細工などが体験できます。また暖かい季節は様々な野外イベントも開催されています。私は人数が少ない、早春のこの地がお気に入りです。
安達太良山の北方に「吾妻小富士」で知られる吾妻山連峰があります。その山々を源とした荒川が福島市内で、阿武隈川に合流します。そしてその荒川の中流域には「あずま総合運動公園」と、荒川を挟んだ対岸には「四季の里」公園があり、福島県の多くの家族ずれが集う憩いの地となっています。
安達太良山系には、安達太良や塩沢等のスキー場が5か所程あります。国道115号線沿いの旧土湯街道沿いには、野地 赤湯 鷲倉 等の秘湯の宿が数多く点在し、また山頂付近の二本松側斜面には県営「くろがね小屋」があり、小屋の上方より噴出する源泉湯が山歩きに疲れた身体を癒してくれます。
紅葉の安達太良山系です。安達太良山は磐梯山と並んで日本百名山に選定され、ともに活火山でもあります。標高は約1700mあり中腹は広葉樹が多く、秋には多彩な色の紅葉が楽しめます。頂上付近は森林限界を超え、樹木は殆どありません。安易に登山が楽しめそうに見えますが、本格登山の山です。
護法山光林寺は紫陽花で知られるお寺ですが、紫陽花の花言葉は「移り気」が最もよく知られた言葉の様です。土壌のPH値や咲き始めから散るまでに、花の色が変わる為の様です。本当は花の色によって異なる花言葉がある様ですが、画像の日本古来のガクアジサイの花言葉は「謙虚」だそうです。
護法山光林寺の前の道は「紫陽花ロード」と呼ばれ、沿道には紫陽花がずらりと続きます。花咲く7月にはこの紫陽花ロードで「東和ロードレース」なるマラソンが行われます。紫陽花の花がランナーの心を癒してくれると思いますが、高低差220mの山間コースはハードである事は間違いないようです。
護法山光林寺は高い山はありませんが山中にあり、お寺の駐車場もあまり広くありません。紫陽花の花が咲く頃は、多くの人が訪れますが、少し歩けば別の駐車場があります。梅雨の季節ですから雨が降るのも頷ける話で、斜面の紫陽花を楽しみながら散策するには傘や足元を考えた履物を選ぶのが良いと思います。
護法山光林寺は二本松市太田にある別名紫陽花寺知られるお寺です。お寺には5千の紫陽花が、梅雨を迎える頃に山の斜面一体に咲きます。お堂のお庭も端麗に手入れが行届き、ご住職の人柄がうかがえる素敵なお寺です。静寂の中に紫陽花や緑に包まれると、心も洗われる気持ちで散策を楽しむことが出来ました。
二本松城の箕輪門前の道が日本の道百選にも選定されています。春には流石に桜の名所だけあって、約2500本の桜がそこら狭しと咲き誇ります。また箕輪門から天守櫓跡の石垣と言われる山の上に向かって多少の時間差をもって花が咲きます。そして頂上からは山が多い為、一望し辛い二本松市が見渡せます。
二本松城跡は二本松藩主の丹羽氏の居城で、霞ヶ城とも呼ばれています。現在は日本百名城と桜名所百選に選定されていますが、戊辰戦争の際は12歳から17歳の若き隊士が討死しました。当時名もなき隊士総勢62名でしたが、没後50回忌に「二本松少年隊」と命名されました。近隣の大隣寺にお墓があります。
彫刻家でもある光太郎が詩集「智恵子抄」に寄せた「樹下の二人」では「あれが安達太良山 あの光るのが阿武隈川・・・」と詩い、この公園からはその安達太良山や阿武隈川が遠望できます。光太郎が智恵子と結婚し仕合せだった日の詩集ですが、病に倒れた智恵子を偲んで没後3年に発表されました。
二本松市内の小さな山にある「智恵子の杜公園」です。智恵子は高村光太郎の妻で、詩集「智恵子抄」でも知られています。山の麓には智恵子の実家である造り酒屋の旧家が今もあります。「智恵子」に因んだ公園には遊歩道沿いにモニュメントや石像があり、そして季節の花々が咲く市民の憩いの場所です。
現郡山市の湖南町に向かう途中の猪苗代湖です。湖南町は湖の最南端部の町です。町の郵便局付近は飾らぬ街道町風情がそのまま残っており、また湖岸道を走り抜けていくマラソン等も開催されています。湖南町の南方には33基の巨大な風力発電のある布引高原があり、そこから眺望する猪苗代湖は箱庭の様にも見えます。
左画像と同じ「小平潟天満宮」のお社です。太宰府天満宮と北野天満宮と並び日本三大天満宮の一つと言う説もあるようですが、地元はそんな事はおくびにも気にしない様子で、ひっそりとした風情のある景観です。それでもお社には菅原道真縁の場所として、受験合格祈願の絵馬がかかっていました。
磐梯山の麓に広がる猪苗代湖、そしてその湖畔にある「小平潟天満宮」です。正確な場所は湖の北部東岸に位置し、長瀬川の河口付近の猪苗代町にあります。境内には夏の日差しが織り成す石燈籠の陰影が心地よく、松の小枝を通り過ぎる浜風が静かな時を運んでいく、そんな素敵な小さな神社です。
左画像と同じ「三の倉スキー場」の菜の花です。好みによりますが、向日葵も圧巻ですが菜の花も斜面を黄色一色に染めた様も素敵です。自然のお花畑と言えば、ここより南東にある磐梯山系のミニ尾瀬の様な小国沼湿原と言う、季節にはニッコウキスゲやワタスゲなどの花が咲き乱れる場所もあります。
会津地方の喜多方市にある「三の倉スキー場」の向日葵です。スキー・シーズンを終え雪のない季節には「菜の花」が、「向日葵」が、そして秋には「秋桜」が斜面全体に咲き埋め尽くします。場所は旧熱塩加納村にあり、国道121号線で会津若松市より山形県の米沢に向かう北部の県境近くに位置しています。
二本松市にある「合戦場のしだれ桜」です。八幡太郎義家と安倍貞任の合戦場なので、これは平安時代の話で推定樹齢170年のこの桜は、その時代のものではない様です。福島県では日本三大桜の一つ「三春の滝桜」が車で30分程の場所にありますが、他にもこの様な桜が周辺には数多く点在しています。
二本松市から見える頂上に瘤がある中央の山が安達太良山です。ここからの眺望は穏やかな風貌ですが、実は活火山で裏の頂上西側斜面は1900年の大噴火で吹き飛び凄まじい景観です。嘗ての噴火口の沼の平は今も硫黄煙が立ち上る危険区域です。そしてその恩恵として山の周辺には沢山の温泉が湧いています。
会津磐梯山は見る方向により2つの顔があり、南側は表磐梯と北側の裏磐梯です。1888年の大噴火で山体崩壊を起こし、頂上北側の斜面部分が大きく吹き飛んでしまいました。その結果、この裏磐梯は表の景観と大きく異なり荒々しい山に見えます。勿論、頂上付近は今も煙が上る活火山なのです。
「会津磐梯山はよ〜♪」でお馴染みの磐梯山は会津のシンボリックな山で、昔からこよなく愛された山です。目前には猪苗代湖が広がり、田圃には春は緑、秋は黄金色、そして冬には白い絨毯が敷き詰められます。今は、東北自動車道「郡山JCT」より分岐した磐越自動車道(林の見える部分)が出来て便利なりました。
To be continued.
日本で4番目の広さがある猪苗代湖です。湖水は酸性度が強く、有機物がとても少ない湖の様です。真夏の陽光がキラキラと反射する湖面には、ウィンド・サーフィンや上空にはカイト・サーフィンが景色に溶け込んでいます。冬季は長瀬川の河口に「しぶき氷」と言う自然の作る芸術も観る事が出来ます。